数学ソフトウェアとフリードキュメント XXIX

  • 2019年9月16日(月) 13:00–18:00
  • 石川県政記念 しいのき迎賓館 3階 セミナールームA
  • 〒920-0962 石川県金沢市広坂2丁目1番1号
  • JR金沢駅バスターミナル 兼六園口(東口)3、6、8、9、10、11番、金沢港口(西口)5番乗り場よりバスにて「香林坊(アトリオ前)」下車(所要約10分)、徒歩約5分
  • 入場無料
  • 参加者28名

組織委員会

  • 野呂正行 (立教大学)
  • 高山信毅 (神戸大学)
  • 濱田龍義 (日本大学/OCAMI)
  • 横山俊一 (首都大学東京)

後援

  • 日本数学会情報システム運用委員会

講演予定者(50音順)

  • 木村巌(富山大学)
  • 木村欣司(福井大学)
  • 濱田龍義(日本大学/OCAMI)中川義行(龍谷大学)
  • 水上ひろき(株式会社サイバーエージェント 秋葉原ラボ)

プログラム

  • 13:00–13:50 “Auto Multiple Choiceによる演習問題の作成と採点”, 濱田龍義(日本大学/OCAMI)中川義行(龍谷大学)
  • 14:00–14:50 “LuaLaTeXと数式処理系の連携と応用”, 木村巌(富山大学)
  • 15:00–15:50 “LAPROGNC (Linear Algebra PROGrams in Numerical Computation) Libraryのご紹介”, 木村欣司(福井大学)
  • 16:00–16:50 “音楽配信サービスにおける推薦システムの概要と数理モデルについて”, 水上ひろき(株式会社サイバーエージェント 秋葉原ラボ)

概要

  • 13:00–13:50 “Auto Multiple Choiceによる演習問題の作成と採点”, 濱田龍義(日本大学/OCAMI)中川義行(龍谷大学)
    • マークシート選択式問題作成管理システム Auto Multiple Choice と数式処理システムを組み合わせることにより,効率的な演習問題作成を試みた. 本講演では,設問作成における問題点等を含め,報告を行う予定である.
  • 14:00–14:50 “LuaLaTeXと数式処理系の連携と応用”, 木村巌(富山大学)
    • LuaLaTeXは,スクリプト言語Luaを組み込んだTeX処理系LuaTeXに実装されたLaTeXである. LuaはC言語で書かれたライブラリを呼び出すインターフェースを持っており,それを用いてLuaLaTeXと数式処理系を連携させることができる.本講演ではLuaLaTeXと数論用ライブラリPariの連携と,その幾つかの応用を紹介する.
  • 15:00–15:50 “LAPROGNC (Linear Algebra PROGrams in Numerical Computation) Libraryのご紹介”, 木村欣司(福井大学)
    • 我々は, データサイエンスのための数値線形代数計算ソフトウェアLAPROGNC (Linear Algebra PROGrams in Numerical Computation)を、開発しております.この講演において, LAPROGNCの機能とLAPROGNCで利用している数理ならびに実装についてご紹介します.
  • 16:00–16:50 “音楽配信サービスにおける推薦システムの概要と数理モデルについて”, 水上ひろき(株式会社サイバーエージェント 秋葉原ラボ)
    • 近年では音楽など様々なコンテンツが,CDなどの物理メディアのみならずインターネットを通じて流通するようになりました.このことにより音楽体験においても,情報検索や情報推薦など,様々な情報処理技術の恩恵を受けられるようになりました.本講演では,音楽配信サービスAWAにおける推薦システムと,そこで用いられる数理的な要素,そしてそれらが必要になる背景について紹介します.